2012年3月28日水曜日

一段落

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http://ko-ume.com/index.html

振り返ってみれば12月から、連休もなく気が付けばもう4月。

やっと、、やっと3月のMostハードMonthを乗り越えました。
でも、Corinaという人生で初めて、この人のように踊りたい・・という目標をもてるような人を見つけ、身近でその人の言葉を聞き、いろいろなことを教わりながらひと月はあっという間でした。
3月締めの舞台は海賊でした。幸運にもリハーサルを担当するのはCorina。私がこのバレエ団に入って最初でおそらく最後の彼女とのリハーサルでした。




今回のオダリスクという役は初役で4回しかリハーサルがなかったのですが、すごく良い経験でした。
これは彼女とのリハーサルで実感したことですが、よいダンサーが育つかは、もちろん本人の意識が一番大事だけど、同じぐらい大事な要素は、よい指導者と出会えるかだと思います。
私が今まで出会ってきたバレエミストレスやマスターは、もちろんみんなプロとして踊ってきた人達なので、客観的にみてすべて正しいことを言います。踊りのアクセントのつけ方、技術的に修正すべき点、場所どりなど、私がやって上手くいかないところは教えてくれます。

でもcorinaはそれだけではありませんでした。私自身のこともよく観察し、私がこれから成長していくにはまず何を克服して何をやるべきかと言うことを自分の過去の経験から引出し考えてくれました。

私が今どんなことで引っかかっているかということを推測し、その答えはこうじゃない?と提案してくれる。
そういった私の踊りの出来だけをみるのではなく私自身に一歩歩み寄るという配慮が他のマスターやミストレスとは違い、自分でも信じられないほど、1回1回のリハーサルで成果が見え、嬉しくなりました。
「ここはこうだからこうしなさい」と決して自分のやり方を押し付けたりせず、ダンサーが求めているものや悩んでいることを考えて、与えようとしてくれる。
言い換えれば、自分のことをよく観察して理解しようとしてくれるよい理解者=よい指導者。なんだと思います。
これって、私生活でも同じですね。
自分の伝えたいこと、どうしたら相手がよりわかってくれるかは相手の立場や状況に応じて少し工夫すればうまくいったのにってこと多いような。。。

2 件のコメント:

  1. こんにちは(^-^)

    忙しい時期を乗り越えて、今はやっと一息…というカンジでしょうか。

    なんだか、こころさんのこれからを左右するような素晴らしい出会いがあったようですね
    こころさんの、バレエに対する真っすぐで誠実な思いが、文章から伝わってきます。
    なんだかうらやましいです^m^

    言いたいことを言う…て、けっこう難しいですね。
    相手を傷つけるんじゃないかと思って怖くなったり…
    …なんて長いこと思ってましたが、実は自分が傷つくのが怖かったんですよね~
    一歩踏み出せば、何かがひらけるかな(*^_^*)

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  2. こんにちは!

    はい、やっと明後日からイースター休暇で4連休です。ここ最近はずっと4月末のドンキホーテの再演のためにプラハから振付家がいらっしゃってのリハーサルでした。
    私はキューピットにキャスティングされてるのですが、この役は初めてトウシューズで踊ったVaです。こんな形で再び踊れるなんて考えてもいませんでした。頑張ります~!

    ほんと、人に考えてることを伝えて理解してもらうって難しいと思います。
    でも最近は、いくら後悔してももうこの瞬間には戻れないってことが身にしみて感じるので、極力思ったことは伝えるようにしています。

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