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今回、日本を離れるとき、正直な気持ち、もうずっと日本に居たい!!って想いが強く、アメリカに来ることが怖くてビクビクしていました。
今までの国とはおそらく全然違う。
バレエ団に必要とされなかったらどうしよう・・英語を母国語としないルーマニアやチェコでなんちゃって英語ばかりしゃべってきたので、十分にみんなとコミュニケーションが取れなかったらどうしよう・・・・
そんな不安は、自分の昔からの「いつかアメリカのバレエ団で働きたい」という大きな目標を、揺らがせるぐらい大きなものでした。
中国、上海から始まりこのアメリカに来るまで、約13年間、たくさんの国で生活しましたが、住み慣れた環境を離れて新しい場所に一人で入っていくのはいつまで経っても慣れません。
元々の小心者の性格も手伝って、ものすごくネガティブで頭に浮かぶ何もかもを不安に思ってしまいます。
現地に着いたすぐは、こんなに寂しいのは嫌だとか、こんなに自分は頼りない人間なのかと心元なくなるようなやりきれない気持ちになります。
歳を重ねても、この気持ちは10代のころと変わりませんね ・・・
でもそこを経験することで、自分がどれだけのものをその気持ちと引き換えに得られたのかが後にわかります。
全くのよそ者になって、自分の人格と、バレエと、その二つのみでこれからのこの地での自分をつくっていくのは、とても怖いことだけど、多分10年後はできないことです。
どんなにおいしいものや、きれいな洋服は味も得たときの嬉しさも忘れてしまうかもしれないけど、今経験していることは、喜怒哀楽すべて含めて自分の身になる価値があることだと思います。
10代、20代、30代、それぞれの年代で挑戦できるものも年齢に応じて、変わってきます。
大切なことは、その時その時に自分にやってきた機会を、「できないかもしれない」とか「怖いから」と言う理由で見送ってしまわないことだと思います。
無事に、アメリカに来られたこと。そして、今の自分の環境を遠くで見守ってくれてる家族や友人、応援してくださっている方々に感謝します。
今週のバレエ団はすごくハードなweekでした。
9月にある公演に向けて、リハーサルがたくさんあり、バランシン作品が2つと芸術監督のIbの作品を上演予定なので今年新しく入ったメンバーは振り付けを覚えるのに時間を費やしました。
振り付け覚えと言うのは、いつもながらとても時間も労力も要する大変な作業です。 でも舞台に出るためには必ず必要なこと。
バレエ団によっても、少しずつ作品に対する解釈も違っているので動きも変わってきます。
大変だけど、それを学べるのは楽しいことです。
このバレエ団のリハーサルでとても良いと思うことは、ダンサーがすごく積極的だということです。
リハーサルを担当しているミストレスや芸術監督のIb Andersenに対してでも、「さっきのこの動きはどうでしたか?」とか「この動きがしっくりこないんですが何かアイディアはありますか?」とどんどん質問する人が多いです。
雇われているダンサーだからと言って、受動的にならず自分も作品を作り上げる側に立つという感じ。
自分から働きかけることによって、相手の反応もその後も大きく変わってきます。
これは、アメリカ人の性格からきている見習うべき良い側面だなと思いました。
アメリカに来て3週間、バレエを中心に、いろんなところに行き、いろんな人に会い、新しいことをたくさんすることが出来ました。
「限られた時間の中で設定した目標を見失うことなく、どんな時も淡々とやっていくことが大切だよ」とルーマニアで出会った私がもっとも尊敬するダンサーCorinaが言ってくれました。
来年7月のシーズン終わりまで、「偽りなく頑張った」と最後に言えるように頑張りたいと思います・・・。
少し中心地から外れるとあらゆるところにロッククライミングスポット
こっちの生活で必須アイテム 車
中古車だけど、それなりのものはやっぱりそれなりの値段。。買うのはもう少し我慢です。
同僚の誕生日会
ココちゃんのブログ見つけた~♪
返信削除色々大変だけど。今しか出来ないことだから。
前に進むしかないよね~体調だけは気をつけてね。
来年、バリで会えるの楽しみにしてるからね~
がんばれーー\(*⌒0⌒)♪
ありがとうございます!!
返信削除呼んでいただいて嬉しいです。ブラックスワンのパドドゥ頑張りますね!!