2013年7月4日木曜日

Freed のトウシューズ 3

バレエショップで売られているトウシューズはオーダーメイドでない限りサイドは右側、左側同じ長さです。



フリードの場合、何センチカットするとオーダーすれば、職人さんがその通りに作ってくれます。


バレエ団には自分の好みの長さにカットされたシューズが届きますが、それでも足りない時はみんな自分で手を加えています。
なぜ、カットするのかというと、それは足のラインがキレイに見えるから・・それだけです。

なぜ綺麗に見えるかというと、シューズを履いて、ポアントで立った時や、足をのばした時に、通常よりもサイドが短いため、シューズから足の露出が増し、甲の部分も余分見えるので、サイドから見たとき綺麗に見えます。
足の甲がキレイに出てる人はこんな工夫をしなくてもトウシューズで立っただけで十分に綺麗だけど、プロのダンサーでもみんながみんなきれいなアーチをもっているわけではありません。





自分の足が薄っぺらで嫌ーって思ってるのに、一日中鏡の前でトウシューズを履いて過ごさないといけないのはストレスですw なので、手間はかかるけどダンサーはリハーサルの合間に自分のシューズにいろいろな工夫を施しています。





            
これはスタンダードの左右同じ長さのシューズです。





これを、紐のが通ってる縫い目から数ミリ下の布部分にハサミを入れ平行に切っていきます。
             もったいない!って思いますよね・・・すみません。。

こんな感じ。 
           私は縦に入ってる縫い目もざっくり切ってしまうけど、縦に縫い目が                   入ってるところは硬くて切りづらいので、そこまで切らない人もいます。


         ハサミで切った部分を紐が通ってる上の部分を下に重ね合わせて縫っていきます。






   全部縫い終わると、ヴァンプからヒールに向かってくぼんだアーチが出来ます。

通常のシューズよりサイドが短いのがわかりますでしょうか・・・
          

2 件のコメント:

  1. もうそろそろ アメリカに行くのでしょうか
    応援しています

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  2. kokoro umemoto2013年8月8日 20:31

    はーい!来週にはアメリカに戻ります。そろそろ出発準備を始めないと!! また近況UPします☆

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