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今週は木曜から日曜まで4連休。バレエ団のダンサーはもちろん、カンパニーのオフィスで働く広報や人事部の人たちもお休みです。
11月の第四木曜日はThanks Giving dayといい、アメリカ(カナダでも)ではクリスマスの次に大きな祝日だそうです。家族や親族が集まり、お互いの健康や食べ物に感謝をしながらThanks Givingにちなんだ料理である七面鳥やパンプキン料理を囲み食事会をするって日だそう。
そんなビッグイベントだと知らなかった私は、朝寝坊でもして12月のくるみ割りに使うトウシューズでも縫うか・・と思っていたら、「Thanks Givingに一人で過ごすなんてありえない!!」と言われ、友人宅に招待されました。
親戚みんなが集まり、フットボールを見ながら、ワインや前菜をたべ、コース料理ができたらテーブルに移動して、自分のネームプレートがある椅子に座ります。
そして、これでも かって種類の食べ物をみんなで分けて食べます。本当にどれも手が込んでいて、美味しくて、年に一度、親戚みんなが集まり、息子や娘が大きくなったね。と話す。。まさに日本のお正月のようでした。
今日は連休最後の日曜日。11月末とは思えないほど、雲一つない良い天気で、日中は半そででOKなほど暖かい。
朝から10月、11月に履いたトウシューズを洗濯しましたが、2時間で乾いてました。
私は数年前からGaynor Mindenというトウシューズを愛用していて、ルーマニアのバレエ団時代に先輩から「ゲイナーのトウシューズは履きつぶれて柔らかくなっても、洗うとまた硬さがもどり復活する」と教わって以来、クラスやリハーサル用は洗濯機で洗い、本番の舞台用は手洗いするようにしてます。。。ゲイナーは他のトウシューズと違った素材で作られているため可能なのだと思います。
でも、これはゲイナーのシューズ会社が公認していることではありません。以前お店の人に「ゲイナーって洗ってもいいんですよね?」と聞くと「そんなことはしちゃダメ」と言われました。。。でも長持ちするし、洗ってからはくほうが足にもフィットするので、私はやっている。ってだけです。
もちろん、その他のブランド(フリードやブロックなど)は木製のため丸洗い厳禁です。。
明日からは、12月7日から始まるくるみ割り人形の公演に向けてのリハーサルが始まります。
先週も今週もずっとくるみの振り付けでしたが、19公演もあるため、踊る役が一人一役ではないのです。
例えば、私の場合だと、この演目で踊る役が、雪の精、中国の踊り、足笛の踊り、金平糖の精。と4つあります。お客さんの中には毎年来てくださる方やこのシーズン中に何度か見に来てくださるといった方たちも多いと思うので、みんなに飽きがこないようにいろんな配役を与えられるのでしょうか・・。
この公演は子供たちもたくさん出演します。1幕のパーティーシーンでの子供たち、2幕のお菓子の国の天使たちなどたくさん子供にも役が与えられ、9月にオーディションで選ばれた子供たちが出演します。
バレエアリゾナのくるみ割りで私が一番好きなシーンはネズミと兵隊の戦いのシーンです。
日本のくるみ割り人形ではネズミ役を子供たちがするスクールやバレエ団も多いかと思いますが、ここは、背の高い男性ダンサーがやります。
ネズミ役??!もったいない。。とつい思ってしまうようなテクニックのあるダンサーが大きな着ぐるみを来てネズミになりきってステージを這い回ったりジャンプしたりするのでとても見ごたえがあります。
ネズミの王様はさらに背の高いダンサーが2.5メートルぐらいあるネズミになり出てきます。ネズミっていうより恐竜。。。でもなんか笑える面白い振り付けです。
コスチュームを着ての監督とのネズミのリハーサル。
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